さっと読める 今日の社会をよくするニュース 第18号
しかし、よく目を凝らしてみると「社会をより良くする」という気持ちが上向くニュースも見つかります。そんなニュースを集めてみました!
【編集長のぼやき】
新型コロナウイルスの影響で仕事をする場所がどんどん減っています。
【今日のピックアップニュース】
創業135年を迎える老舗和菓子店「高山堂」(本社・兵庫県西宮市)は、関西地方でも珍しい和菓子の自動販売機を西宮、尼崎市と大阪府箕面市の3店の前に設置した。自販機の売りは、これまでは従業員に販売するなどしてきた「訳あり」商品の詰め合わせを、お得な価格で販売する「SDGs和菓子ガチャ」だ。
政府が昨年12月24日に発表した「SDGsアクションプラン2022」は様々な意味で進化している。政策は過去の政策の積み重ねと新規から形成されるが、それがよく表れた政府文書となった。
これまでサンゴ礁のほとんどは水深25メートルまでの場所で見つかっている。ユネスコは、地球温暖化の影響を受けにくい深い場所にもサンゴ礁がさらに存在している可能性を示唆するものとしている。
「Save Afghans From Hunger(アフガニスタン人を飢えから救おう)」の一環としてナン(パンの一種)の無償配布が行われた。
DCコミックス原作映画「バットガール(原題)」で、主人公の親友アリシア・ヨー役に「メリー・アン・シングルトンの物語」や「FBI Most Wanted 指名手配特捜班」などに出演するアイボリー・アキノがキャスティングされた。
トーマスによる今シーズンの活躍は、スポーツにおける包摂性とトランスジェンダー選手の参加要件についての議論を再燃させた。トーマスをめぐる議論を受け、全米大学体育協会(NCAA)は規定を変更。エリートレベルの競技を管轄する米国水泳連盟(USA Swimming)も、規定変更を検討している。
携帯トイレは、高千穂峰の山頂と大浪池の登山道の途中に設置されている携帯トイレのブースなどで使用でき、使用後は持ち帰って登山道入口の回収ボックスに入れることになっています。
商品開発のきっかけは、林業関係者らでつくる「天草ヒノキプロジェクト」にSNSで寄せられたメッセージだった。「コンポスト容器も循環する素材であってほしい。木で作ってもらえないか」。共感した松下木工所代表の松下秋夫さん(51)と、おてんと丸社長の原田るみ子さん(48)が開発に着手した。
芸能界で個性を輝かせるモデルで俳優の栗原類さん(27)。19年前、米ニューヨークの小学校で発達障害の可能性を指摘され、その判定を聞くため審査会に出席していた母・泉さん(52)は、まず専門家が口にした言葉に耳を疑った。「お母さんは明らかに典型的なADHD(注意欠陥・多動性障害)ですね」
音楽の生演奏に触れる機会が少ない障害のある子どもなどに音楽を楽しんでもらおうというコンサートが千葉県流山市で開かれました。
耳の聞こえない家族を持つ少女が歌手の夢に向かって進む姿を描いた映画『コーダ あいのうた』が1月21日から公開中だ。コーダ(CODA)とは、Children of Deaf Adults=「耳の聴こえない両親に育てられた子ども」の意。
たくさんのチョコレートが販売されているなか、大切な人やお世話になっている人には、特別なチョコレートを贈りたいもの。SDGsが注目される昨今、ぜひ今年は社会や環境に優しいエシカルチョコレートを選んでみてはいかがだろうか。
イギリスの貧困が深刻な地域では3人に1人の子どもが太り過ぎや肥満で学校を離れている。経済的な余裕がない家庭ほど食事のカロリーが高く、栄養の偏った加工食品や菓子類を食べることが多くなり、結果的に肥満や、それを原因とした心身の病気に陥ってしまうことがあるのだ。
【編集後記】
昨年末まで感染者数が落ち着いていたと思われていた新型コロナウイルスですが、オミクロン株に置き換わり、過去最高の感染者数を日々更新しています。このことに対して非常に大きな不満を持っている方が少なくないと思います。このサイトニュースを運営する「祭」でもオフィスへの出勤を停止しほぼ全てリモートワークで業務を行なっています。コミュニケーションは主にSlackで行なっていますが、コミュニケーションがうまくいく部分もうまくいかない部分もありますが、だからリモートワークはだめではなくて、うまくいかない部分を工夫していく必要していきたいと日々改善を繰り返しています。
さて、ニュースを見ていますと日本の人口統計で、東京都から東京以外へ引っ越す人が増え、東京都の人口増のペースに歯止めがかかりました。特に23区では転出過多となり、東京都心への一極集中がやや緩和されました。新型コロナウイルスで密を避けてリモートワークなどが進み、必ずしも東京で働けなければいけない方々がより安全な空間や癒しを求めて都外に引っ越したことが大きな要因でしょう。
「よい社会」の定義はとても難しいのですが、現在の日本は「地方の過疎化」と「東京の過密化」が日本全体の格差を生み出す大きな原因になっています。新型コロナウイルスの影響で半ば強制的とはいえ、少しでもこのような現象が緩和されることは日本の社会にとって良い影響をもたらすのではないかと考えています。私は東京に住んでいるのでどうしても東京視点でものを考えてしまいます。しかし東京や東京近辺以外の片方から見た日本というのはおそらく東京視点とは全く違うもののはずです。ですが、マスコミや行政・政治はどうしてもその中心である東京を軸にして様々な物事を決めたり行動してしまったりしていないでしょうか。そして地方の独特さを覆い隠してしまい、日本=東京という図式を作りあげてるように思います。もちろん住みやすい地方を作るためには、地方都市もある程度は東京を意識した作りにする必要はあるかとは思いますが、あまりにも行き過ぎると日本全体の多様性の面が失われてしまう危険性もあると思います。
そのためにも、これを機会に地方自治の強化や東京への一極集中からの脱却、それぞれの地方に合わせて生きていくライフスタイルの定着などが求められていくでしょう。そのことが日本全体を生きやすいものにする鍵があるように思えてなりません。(く)
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