さっと読める 今日の社会をよくするニュース 第13号
しかし、よく目を凝らしてみると「社会をより良くする」という気持ちが上向くニュースも見つかります。そんなニュースを集めてみました!
【編集長のボヤキ】
ガソリン代が高くして遠出をためらってしまいます
【今日のピックアップニュース】
ゲームを進めるにつれて、自らの体調への感覚が鋭敏になったり、他人に対して自然と優しい対応になったりしていくので、ゲーム自体がセラピーのようでもあります。
重要なのは「牛を食べることが悪い」「牛を飼わなければいい」ではなく、どう共存できるのかという視点。やっかいものをいかに活用するかという技術やアイデアのさらなる発展に期待したい。
障がい者雇用に対して正しく理解していただき、企業からのニーズには最大限応えていこうと考える一方で、関心を持っていただくための種まきもしています。アポイントをとって企業に伺ったときに、「15分くらい情報共有してもいいですか?」という形で、超短時間雇用の採用事例などを紹介する。それがフックになって、マッサージルームを立ち上げたい、アスリート雇用をしたいということにつながることもあるのです。
藍がめに浸した糸の束を、地面にたたきつける音が聞こえる。福岡県久留米市田主丸町竹野。久留米絣(かすり)の手織りにこだわる織元「藍生庵(らんせいあん)」は、筑後平野を見下ろす耳納(みのう)連山北麓にあり、鳥のさえずりや葉擦れの音が心地よい。
男の子らしく、女の子らしくではなく、自分らしく。若者らしく、老人らしくではなく、自分らしく。ステレオタイプで括った属性の中ではなく、一人ひとりがありのままで生きられるように世の中の流れが変わっていくことは、喜ばしいことだ。
災害の多い日本は、こういった平時の備えが重要なポイント。さらに今回のように災害への取り組みが公開され、知識として理解しておくことで、いざというときにスムーズに活用できるわけだ。
障害者の就労支援を中心にソーシャルビジネスを展開する株式会社ゼネラルパートナーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:進藤均)は、2012年に東京都が作成し、2017年に日本工業規格(JIS)に登録されたヘルプマークの認知および利用状況に関するアンケート調査を実施しました。
昨年7月の熊本豪雨で浸水被害を受けた熊本県芦北町佐敷の老舗旅館「野坂屋旅館」が、同町湯浦地区で愛犬と一緒に泊まれる温泉宿として再出発を目指している。
【編集後記】
編集長は1日1回は自動車に乗る生活を送っていますが、この1年でレギュラーガソリンの価格が1リットル130円前後から160円前後とおよそ30%も上昇しています。また、パンや冷凍食品、インスタントラーメンといった普段の食生活に不可欠なものも次々と値上げされており、この先は更に連鎖的に物価が上がっていくでしょう。それでも給与水準は下がる一方で、税金も上がり続けて生活が少しずつ苦しくなっていように感じている人も少なくないでしょう。
そうなると節約のために1円でも安いものを求めたくなりますし、衣服や家電などもできるだけ安いものを買いたくなります。しかし、安い食べ物を求めれば求めるほど国内外の農家の収益が減り、減農薬や新しい栽培方法の開発が難しくなるでしょうし、安い服や家電なども同じように安い給料で劣悪な環境で作った製品が多くなってしまいます。SDGsの観点からすれば、安いものを買い求めることは決して望ましいものではありません。
とはいっても、私達の給料がむしろ下がっていく中で「SDGsのために高いものを買いましょう」と言われても困ってしまいます。私もいつも買っているものはどうしても「ちょっとでも安いもの」を選んでいますし、スーパーの特売品にも飛びつくたくなります。また、服はユニクロのものが大半で、バングラデシュで作れた安い下着を愛用しています。(バングラデシュでは衣類工場で大規模な事故が起きている)そうしないと、地球環境の前に家計が破綻してしまいます。
「個人の最適解」と「地球全体の最適解」はずれているものが多くて、家計防衛という比較的身近な問題を解決しようとする人が増えれば増えるほど、地球環境や労働者に負担を強いる、という矛盾が発生する。そして、その矛盾は自分にとっても将来を生きる人々にも跳ね返ってくる。こういうパラドックスをどうするかが人類の叡智を試されるところでしょう。
ただ、安いものを頻繁に買い換えるより、高くても良いものを長く使うほうが環境負荷が低く結果として家計にも優しいとはよく言われることですし、安い食品よりもいくらか高くても栄養バランスが良いものを食べたほうが健康的に生きられて医療費が少なくて済むという考え方もできます。長期的に考えれば「お金を使うほうがお金を使わなくて済む」ということも多いのです。ですが、これは「目の前にお金がある」という余裕があるから考えられることで、1日1日をどうにか生き延びているみたいな余裕のない生活しかできない人には響かないことです。したがって、「人類全体が豊かになること」を考えることなしにSDGsは進んでいきません。
そのためにも、本当に必要な物を選んで「安くても必要のないものは買わない」「少し高くても良いものを買う」ということを意識して買い物をしたいですし、すこしでも給与が上がるような政治になるように政治を監視し、投票や社会活動につなげていきたいものです。(く)
すでに登録済みの方は こちら