さっと読める 今日の社会をよくするニュース 第11号
しかし、よく目を凝らしてみると「社会をより良くする」という気持ちが上向くニュースも見つかります。そんなニュースを集めてみました!
【編集長のぼやき】
国内における環境問題以外のSDGsに関するニュースの少なさに色々と考えるところがあります(く)
【今日のピックアップニュース】
畑では野菜の大きさや形はバラバラなのに、スーパーでは綺麗で同じ形の野菜しか並べられていない。土中に石があれば、ニンジンが曲がるのは当然です。シミがついていたり、形が悪かったりしていても、それを買いたい人はいるはずです。たとえば、ピュレを作るときは、ニンジンが真っ直ぐである必要はありません
今後もどのくらいパンデミックが続くかわからないなか、コミュニケーションの分断による孤独への取り組みは、引き続き大きなテーマであり続けるだろう。イヤード氏が話す通り、ひとつひとつの取り組みは小さいものかもしれないが、大切なのは孤独を抱える人のひとりでも多くに届くよう、多様な選択肢を作り出していくことだと筆者は考える。皆さんも是非何かできることはないか考えてみてほしい。
凸版印刷は、脱炭素社会の実現に向け、CO2排出量の見える化を進め、モノマテリアル化を含めた「GL BARRIER」への置き換えや、最適な包装設計による製品提供により、パッケージを通したCO2排出量削減に貢献していきます。
「中高生のための朝日SDGsジャーナル」は、2030年の社会の主役である中高生が、SDGs(持続可能な開発目標)について親しみやすく、より深く学ぶための教材です。SDGsとつながりのある新聞記事や、企業・団体の取り組みを伝えるオリジナルのコンテンツを読み、SDGs学習ふせん「ペタッとSDGs」を使ったワークショップに取り組むことで、生徒の皆さんが社会の課題を「自分ごと」として捉える習慣を促します。
相手が知識として入れて、それをまた行動に移すか移さないかも自由だし、できるときにしようっていうふうに余裕を持ってやるのもOKだし、多様性の意識も忘れず、SDGsに取り組んでほしいなと思います。
JobNSでは、多様性に配慮した、多彩な求人を掲載しています。求職者に対して、差別のないことを提言している企業のみを掲載しているため、求職者は安心して就職活動が行えるという仕組みになっています。
【編集後記】
私事ではありますが、先日、障害者を対象にしたサービス・製品を開発するアイデアコンテストに出場し、2位を獲得しました。(その内容はこちらでご覧いただけます)
私が聴覚障害者として「不便に思うこと」を解消する手段を発表したのですが、あまり奇をてらわずシンプルに伝えたことが逆に説得力があったようです。自分の問題を「言葉にする」「形にする」ということ自体がとても大切なことなのだな、と改めて感じました。
このニュースではソーシャルビジネスやNPOなどの取り組みを積極的に取り上げていますが、「助けたい」という対象の当事者に対してどれだけ真摯に向き合うのか、困っているという声をどのように聞いているのだろうか、ということは記事を通じてある程度わかるのですが、「メンバーに当事者を入れているのだろうか?」と考えることもあります。共同して働くメンバーに「当事者」を入れることの重要さは盛んに説かれているところですが、さて、それを実行できているところがどれだけあるのだろうか、という面からはまだまだ疑問符がつくところです。
この週末(10月31日)は衆議院選挙の投票日で、現在は各候補者による選挙活動が盛んに行われています。選挙公約などもめくってみますが、「男性の高齢者」の顔が並んでいます。
日本の政治家は「男性の高齢者」が大半を占めていて、深刻な社会問題がなかなかリアルティのある形で伝わらないということは前々から言われていることですが、選挙活動そのものが過酷で体力があり健康な男性が選挙で有利になる、という問題もあるのではないでしょうか。(編集長も実際に選挙活動のボランティアを行って大変疲れたことがあります)「少数派」の声を確実に伝えるためには政治の場にも多様な人材を送り込む必要があり、選挙制度そのものを変えて行く必要があるのだろう、と強く感じているところです。
しかし、現状ではすでに立候補している候補者に投票するしかなく、100%意見が一致する候補者はめったにいません。それでも一票を投じるとは自分の代表者を選ぶ貴重な機会です。少しでも「自分の声」と一致する政治家・政党を選んで投票できるように色々調べてみるといいかもしれませんね。(く)
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