さっと読める 今日の社会をよくするニュース(第10号)
しかし、よく目を凝らしてみると「社会をより良くする」という気持ちが上向くニュースも見つかります。そんなニュースを集めてみました!
【編集長のぼやき】
暇になると途端に仕事を増やしすぎて全く余裕がない状態になって、へばってしまうことを繰り返しています。
【今日のピックアップニュース】
当初の目的は、孤立した村で暮らす人たちが、無料のエネルギーを駆使して貧困から抜け出せるようにすることと、薪ストーブのために残りわずかな木を伐採することなく、料理ができる方法を見つけることだったという。
最初の頃は、家族に振る舞う料理を作るために使っていたが、その様子が期せずして、村を訪れる観光客たちの注目を集めることになる。そこで、2000年には、太陽光で作った料理を振る舞う「ソーラーレストラン」をオープン。
サービスを始めたところ、コロナ下で接触を避けて古着の着こなしを楽しめることから売り上げも好調という。脳性まひのため生まれつき手足が不自由な店員の藤原舜(しゅん)さん(28)は「AIコーデではお客さんと直接会えないので不安もあったが、『細身の服で』などと注文の際にメッセージが添えられるので、イメージを膨らませて選んでいる」と話す。
キャッシュレスによる非接触で、支援者が募金へ参加しやすくなる工夫を盛り込んだサービスを展開するUnify。そのホームレスの人への還元率の高さや、サービスの透過性を高める働きからは、企業活動を通して社会をより良くしていきたいという強い姿勢が受け取れる。日本では、路上のホームレスの人に直接募金する文化はあまり多く見かけられないが、このサービスを使えばホームレスという観点だけでなく、災害時のチャリティーなど必要な人に支援が届く仕組みがより広がるだろう。
ソーシャルセクターなどが推進する社会課題解決プロジェクトに対し、個人または法人から寄付・専門スキル・ボランティア・人材などの「カンパ」を募るプラットフォームです。人々がより安心して気軽に社会貢献活動に参加できる仕組みを構築することで、資金や人材などに困難を抱えるソーシャルセクターの経営リソースの確保に繋げると同時に、「カンパ」した個人のクオリティ・オブ・ライフの向上を目指します。
発表によると、新PB「ファミマル」は、大切な家族に安心して薦められるレベルの安全と品質を実現したものだという。
ファミリーマートのPBの一つだった「お母さん食堂」をめぐっては、「お母さんが食事をつくるのが当たり前という偏見を助長しかねない」などの指摘があり、名前を変えるよう求める署名活動も起きていた。
声以外の視覚的・身体的なコミュニケーションにも楽しさや心のつながりを生みだせることを多くの方と共有したい想いからボードゲームを制作いたしました。MUTERSは全体を通して声を出さずに遊ぶこともできます。
このゲームで体験できるのは、手も足もお尻でも“体のすべて”を言語に変え、言葉を使わないコミュニケーションで仲間を助けたり相手チームを騙す、巧妙な心の駆け引き。『コミュニケーション=言葉』と思い込んでいる人ほど、「伝える」ではなく「伝わる」ことの難しさに気づくかもしれません。
県トラック協会三八支部は、新型コロナウイルスの影響で生活が苦しくなっている一人親家庭などを支援しようと、八戸市で活動する10のNPO法人に缶詰などを寄贈しました。
【編集後記】
日々、SDGsに関わる分野の様々なニュースを探していますが、日に日にSDGs関係のトピックスの盛り上がりを感じます。一方で「SDGsは企業が事業をよく見せたいだけのアクセサリー」とか「意識が高いと言われる人たちの遊びで本当に地球環境のためにになっていない」などといったSDGsに対する批判や疑念の声も同時に高まっているように感じています。
このような批判が出てくるのは、「なにをやってもSDGsというお題目を掲げることができる」という不信感があるためではないでしょうか。
SDGsは国連が定めたターゲットとゴールで構成されていますが、一つ一つが明確に「こういうことをやりなさい」といったものではないので「なにをやってるかとてもわかりにくい」ということになりやすい印象につながっているかもしれません。
私達もニュースを調べる中で、明らかにSDGsなどといった言葉を使っていいのだろうか?と首を傾げてしまうものを見ることも少なくありません。
このニュースでは本当に社会の役に立つニュースを数多く送れるように頑張ってきたいと思います。(く)
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